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kitsuneko-how-to-build

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kitsuneko-how-to-build [2022/02/20 21:47] shimadakitsuneko-how-to-build [2022/02/27 00:23] (現在) shimada
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 このほか、ここんはで以下も必要 このほか、ここんはで以下も必要
  
-  * gcc-multilib --- cocon486 をbuildする場合、32bit x86 を出力できる gcc も必要。Debianの場合は左記のパッケージ名でインストールできる。 +  * gcc-multilib --- cocon486 を build する場合、32bit x86 を出力できる gcc も必要。Debianの場合は左記のパッケージ名でインストールできる。 
-  * repo --- 複数のリポジトリをまとめて取得するために使用。パッケージもあるが、よくバージョンアップするので ~/bin/ に展開してパスを通した方がいいかもしれない。+  * [[https://android.googlesource.com/tools/repo|repo]] --- 複数のリポジトリをまとめて取得するために使用。パッケージもあるが、よくバージョンアップするので ~/bin/ に展開してパスを通した方がいいかもしれない。 
 +  * zstd --- honister以降で必要 
 +  * TODO : 他にもあったと思う 
 + 
 +ここん・きつねこは、基本的に最新のリリース済1バージョンの、Yocto/OEリリースのみを追いかけている。下記の手順で使うため、[[https://wiki.yoctoproject.org/wiki/Releases|OE/Yoctoのリリース名をあらかじめ調べておく]]とよい。 
 + 
 +ビルド環境は x64, glibc な Linux ディストリビューションを想定している。buildするものにもよるが、ディスク容量は最低でも数百GBは消費するので注意したい。
  
 ===== 構築 ===== ===== 構築 =====
行 27: 行 33:
 </code> </code>
  
-すでに作ってあるビルド出力ディレクトリで、2回目以降にbuildする場合:環境変数が設定されるので、bitbakeコマンドが使用可能になる。+または、すでに作ってあるビルド出力ディレクトリで、2回目以降にbuildする場合:環境変数が設定されるので、bitbakeコマンドが使用可能になる。
 <code> <code>
 $ cd opencocon/(出力ディレクトリ名)/ $ cd opencocon/(出力ディレクトリ名)/
行 33: 行 39:
 </code> </code>
  
-きつねこのパッケージをbuild+conf/local.conf を適時編集する。主に編集するのは以下の部分である 
 +<code> 
 +DISTRO = "opencocon"    <- コメントを外す 
 + 
 +TCLIBC = "glibc"     <- 使うlibcのコメントを外す(どちらか1つを使う必要がある) 
 +#TCLIBC = "musl" 
 + 
 +MACHINE = "cocon486"   <- ターゲットのマシン名が記入されているはず 
 +</code> 
 + 
 + 
 +パッケージをbuildする。ここん・きつねこの代表的なパッケージは以下の通りだが、このほか個別のパッケージ名指定してもbuildでき。 
 +  * kitsuneko-image : kitsuneko一式(disk imageまでできる) 
 +  * opencocon-image : Opencocon一式(※ 現在正常にbuildできない) 
 + 
 +例: 
 +<code> 
 +$ bitbake kitsuneko-image 
 +</code>
  
kitsuneko-how-to-build.1645361254.txt.gz · 最終更新: 2022/02/20 21:47 by shimada